【最高気温8℃以下】子どもの服装ガイド|下着からアウターまで徹底解説!

服装

元こども服パタンナーママが気温に合わせた子供の服装を細かく解説!

この記事では

●冬、幼稚園や保育園に何を着せたら良いかわからない…

●下着やアウターなどについてもアドバイズが欲しい

そんな方のために、最高気温8度以下の冬の登園に適した子供の服装についてイラストを交えてわかりやすく解説しています。

寒いからといって厚着させすぎないで!

子供は大人より体温が高いので、大人より薄着でOK!】

子供の平熱は大人と比べると0.5〜0.6度高く、37.4度でも平熱の範囲内だそうです。

それに加えて子供は大人より何倍も動いています。

例えるなら、同じ距離を歩くとき大人は10歩で済みますが子供は20歩かかるわけです。

この場合、単純に運動量が倍ということなので、体温が高いのも納得です。

ですからよく服装について「子供は大人より一枚少なくて良い」なんて言われているわけです。

このことを念頭に子供の服を選んでください。

最高気温8度以下の冬のコーディネート例

こんなもんで大丈夫です。(※室内で暖房が効いている前提です)

寒いかな?と不安な方もいると思います。私も以前はそう思ってました。

しかし、数々の子供の服装についての文献を読み漁ったり先輩ママさんや幼稚園の先生に聞いたりした結果、上の図のような服装でいいのです。

そして実際自分の子供で試した結果、風邪もひかずに冬を越すことができました。

もちろん個人差はあるので、お子様の平熱や活発具合を考慮した上で服を選んでくださいね。

どんなに寒くても半袖の男の子とかもいますしね…^^;

ここで、アイテムごとに解説・補足をしていきます。

下着についての解説

冬でも遊びまわると汗をかくので下着は必須です!

寒い冬は子供に長袖の下着を着せてあげたくなる気持ちもわかりますが、着替える時や袖捲りした時に下着の袖が中で溜まってしまうことにストレスを感じてしまう子もいるので半袖(よく動く子はタンクトップ)をお勧めします。

また、素材は汗を吸ってくれるコットン100%のものをお勧めします。

ちなみに、『発熱』を謳う機能性下着は暖房の効いている室内では暑すぎてしまうのと、あまり汗を吸ってくれないため、お勧めしません。

長袖シャツについての解説

トレーナー1枚だと心配な日はコレを中に一枚着せましょう♪

厚手の服1枚より薄い服2枚の方が保温性に優れるため、長袖シャツは冬の重ね着アイテムとしてかなり便利なのです。

「トレーナーだけだとちょっと寒いかな?」と不安な時は厚手のセーターにするのではなく、とりあえず長袖シャツを加えて「暑くなったら脱いでね」と子供に伝えましょう。

また、ワッフルやリブ素材のような凹凸のあるものだと空気の層がたくさんできやすいので保温効果が期待できます。冬はなるべく生地に凹凸のあるシャツを選びましょう。

室内で暑くなってしまうため、首をほとんど覆ってしまうタートルネックのカットソーはやめておきましょう。

どうしても首が寒そうなら2cmくらいのハイネックにしておきましょう。


トレーナーについての解説

セーターでもよいですが、洗濯のことを考えるとトレーナーが楽チンです♪

8℃以下の日に着るトレーナーは厚手のものが好ましいですが、裏起毛だと室内で暑くなってしまいます。『裏起毛』ではなく『裏毛(裏パイル)』のものを選びましょう。

「裏起毛」と「裏毛」の違いがわからない…

そんな方のために生地の断面図を描いてみました。(上が裏面です)

裏面を見ればすぐにわかります!買うときに参考にしてくださいね♪

長ズボンについての解説

基本的にはウエストがゴムになっているものを選びましょう。

後ろにポケットがあるとハンカチを入れることもできますし、履くときに前後の目印になります。目印がある方が保育士さんも説明しやすくて良いみたいです。

しゃがんだり走ったりと、様々な動きに対応できるようにストレッチ素材のズボンを選びましょう。

冬はコーデュロイやスウェットがお勧めです。

ズボンもトレーナー同様、裏起毛だと汗をかいてしまうので避けたほうがいいです。

丈は9分丈くらいがベストですが、なかなかそんなズボンは売っていないので裾を折るなどして調整してください。長すぎると踵で踏んで転んでしまったりするので気をつけましょう。

ボリューム感は着脱しやすいようにゆとりのあるものが良いでしょう。

ぴったりしたスキニーパンツは自分で脱ぎ着できるならOK!

靴下についての解説

冬の靴下は短くてもくるぶしが隠れる程度の長さは欲しいです。

逆に長すぎても履きずらいのでふくらはぎくらいまでの長さにしましょう。

足の裏は汗をかきやすいです。なるべくコットンが多めの靴下を選びましょう。

綿100%の靴下はなかなか売っていないので、綿50%以上入っているものをお勧めします。

靴下にはタグが付いていないので買うときにパッケージの素材表記を確認しましょう。


アウター・小物についての解説

車で送迎しているご家庭だと小物についてはなくても良い場合が多いと思います。

必要なら身に付けてください。

いかがでしたか?

「思ったより薄着で心配」と思う方もいるかもしれませんが、幼稚園や保育園では家にいるときより運動量も多いのでこのくらいが良いようです。(暖房が効いていることが前提ではありますが。)しかし、外で遊ぶ時はアウターを着るようにしっかり教えてくださいね。さすがに外が5℃なのにトレーナーだけだと風邪をひいてもおかしくないです…。

以上で真冬の子供の服装について解説しました。

毎日子供のコーディネートに頭を悩ませている方の参考になれば幸いです♪

hana
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便利な気温別の服装マップもあるので興味のある方は見てみてくださいね!

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hana
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★もう少し暖かくなってきたらこちらの記事もご覧ください。

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