【こんな服は危険⁉︎】子供服の事故を防ぐために親ができること

知ってほしいこと

今回はこどもの服による事故についてお話ししようと思います。

小さい子供を持つママ・パパ必見の内容となっておりますので是非一度目を通していただきたいです。

知ってほしい!子供の服による事故があるということ。

みなさんは子供の服を買う時、何を基準に選んでいますか?

・デザインが可愛い

・子供の好きなキャラクターがプリントされている

・価格が安い

など、ご家庭によって色々な基準があると思います。

基本的には個人の自由ですし好きな服を着ることは良いことだと思いますが、一つだけ知っておいて欲しいことがあります。

それは、こどもの服による事故があるということ。

テレビなどで目にしたことはありませんか?

「遊具に服が引っかかって子供の首が絞められてしまった」とか

「長い紐がほどけてエスカレーターに巻き込まれてしまった」とか…

hana
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想像しただけでも恐ろしい事故ですよね…!

そんな危険から子供たちを守るために日本では2015年に経済産業省が定めた子供服のJIS規格があります。

子供服のJIS規格とは

JISとは Japanese Industrial Standardsが語源で、日本産業規格を意味します。

子供服のJIS規格は「JIS L 4129」で、ひもを使う場合の長さ指定や安全なデザインについて仕様が細かく定められています。

その名の通り、日本で定めた規格なので海外ブランドの子供服は規格外のデザインも多いです。また、このJIS規格に強制力はないので日本のブランドでも規格外のデザインの服はあります。

ですから、消費者が知識を持ってきちんと選んでいかなければいけません

子供の安全のためにもぜひ一度目を通してみてください。

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子ども服のJIS規格を元に作成されたガイドライン (「カワイイ!」だけで大丈夫?子ども服は、安全性を考えて選びましょう」

経済産業省
hana
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ぜひ周りの人達にも教えてあげてくださいね!

特に注意してほしいのが引っかかりやすい長いひもやフードの付いた服です。

持っている服を安全な服に変えよう!

ひもやフードの付いた服って世の中にたくさんありますよね。

ですからお手元にある服にひもやフードが付いていても大丈夫です。ひと手間加えれば安全な服に変えられます!

長いひもの付いた服はこうしましょう

長いひもの付いた服はひもを短く切ってしまうと良いでしょう。具体的に数字を述べるなら出ている部分が7.5cmまでになっていると安心です(この数字はJIS規格のチェックリストに掲載されています)。

しかし、引っ張ると伸びるようなひもは中間の一点で縫い付けてしまうか、全て抜いてしまったほうが良いでしょう。

フード付きの服はこうしましょう

フードは切ってしまう方法もありますが切れ端の処理が必要なので、簡単な方法としてはフードを背中に入れてしまうと良いでしょう。背中部分が少し膨れますが、遊んでいる時なら気にならないみたいです。(筆者の子供はいつもこれをやっていますが全く気にせず夢中で遊んでいます)

©こどもの服装.com

以上が今すぐにできる簡単な対策です。

今後服を買う時はひもやフードに注意すれば良いのでクローゼットの中は安全な服だけになっていくでしょう。

もし、頂き物の洋服にひもやフードが付いていても、上記の対策をすれば良いので安心ですね!

さいごに

いかがでしたか?

最初、事故の内容を聞いてヒヤッとした方も多いのではないでしょうか?

しかし、対策はややこしいことはなくすごくシンプルですよね。あまり神経質にならずに取り組めば良いと思います。

筆者はパタンナーとして始めはずっとレディースブランドに配属されていたのですが、数年経って子供服ブランドに配属になりました。その時初めてこのJIS規格の存在を知り「子供服って気を付けなければいけないことがこんなにあるんだ!」と衝撃を受けた記憶があります。

子供服の危険について、ぜひ周りの人に教えてあげてください。何も知らないでなんとなく子供服を買っていた人が大勢いると思うのです。知ることは子供を守ることに繋がります。そんな思いでこの記事を書きました。

子供の服による事故が少しでも減ることを願っています。

hana
hana

その他にも、便利な気温別の服装マップもあるので興味のある方は見てみてくださいね!

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【保存版】気温別で見やすい♪子供の服装MAP大公開‼︎

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