こちらのページでは、お子様の幼稚園や保育園の入園・小学校の入学にあたりバッグや巾着袋を手作りしてみようと思っている方に、元パタンナーのハナが【入園セット】の作り方を写真や図解付きで丁寧に解説していきますので参考にしてみてくださいね！
こんにちは。元企業パタンナーのハナと申します。
前回の【てさげバッグ作り】の続きで、今回は歯ブラシ・コップ入れ作りの回です。
お子さんの入園を控えているそこのママさん・パパさん・ばぁば・じぃじ！一緒に手作りバッグを作っていきましょう！！
入園セットはいくつかありますが、今回は一番小さい巾着袋の【歯ブラシ・コップ入れ】を作っていきたいと思います。
用意するもの
まずは材料はこちら。
●生地（０.５m）
●紐（１m）
※失敗するかも…と思った方は余分に用意しましょう。
※生地に柄がある場合は上下どちらから見ても使えるデザインのものを選びましょう。
必要な道具はこちら。
●鉛筆やチャコペン
●定規
●裁ちばさみ
●糸切りばさみ
●マチ針やクリップ
●糸
●ミシン
●ひも通し
●ロックミシン ←無くてもOK
●アイロン ←なくてもOK
それでは早速作っていきましょう！！
型紙紹介・裁断
今回作るのはこんな形の【歯ブラシ・コップ入れ】です。筆者の子供の園は寸法指定があったので、大きさは忠実に作っていきます。
園の資料は上のような図でしたが、ひもは２本あった方がギュッと締められるので2本にします。
歯ブラシって小さな隙間からでも落ちてしまいやすいのでしっかり締まった方が良くないですか？1本が良い方は1本でもOKなので、そこらへんの判断は個人にお任せします。
型紙なんて作るほどでもないですね…。ただの長方形です。長い方に地の目が通っています。
裁ち端の処理
図の黄色い線のところにロックミシンをかけてください。
裁断しっぱなしだと生地がほつれてきてしまうので、ロックミシンやミシンのジグザグ機能を使って端をかがっていきます。
ロックミシンやジグザグ機能がない場合は0.5cm幅の三つ折りステッチをかけてください。
こちらは【ロックミシンをかけた方】と手順が異なるのでこちらをご覧ください。
薄い生地ならロックミシンをかけないこのやり方の方がキレイで簡単です。
縫製手順
それでは縫っていきましょう！
上下５cm間の縫い代を折る
ひもを通す部分は三つ折りする前に縫い代を折って留めておきましょう。
ここは５cmぴったりにして返し縫いも忘れないようにしてくださいね！
口を三つ折り
ひもを通す部分の口を三つ折りにしてステッチをかけます。
両端の返し縫いはしっかりかけてくださいね！
全体を二つに折る
二つに折ったら下から１６cm間を縫います。
ひもを通す
表にひっくり返してひもを通します。
ひもは左・右それぞれから入れて出します。
ひもの端をしっかりと結びます。
完成
ひもを左右にギュッと引っ張ってください。これなら歯ブラシも出てきませんね♪
ちなみにひもは何でも良いです。筆者はお菓子の包装に使われていたリボンを通してあります！！
さいごに
歯ブラシ・コップ入れは毎日洗濯するものなので、しっかりとした薄めの生地で作ることをオススメします。
何を入れるにせよ、巾着の作り方はほとんどがこの作り方なので参考にしてみてくださいね！
（慣れてくると手順①は省いてアイロンで折り目を付けるだけにすることもあります。）
お疲れ様でした！
いかがでしたか？難しかったですか？
ロックミシンを持っていない。もしくはロックミシンかけるのが面倒。という方はこちらのロックミシンを使わない方法をご覧ください。
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最後までご覧下さりありがとうございました。
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