こちらのページは、お子様の幼稚園や保育園の入園・小学校の入学にあたりバッグや巾着袋を手作りしてみようと思っている方に向けた内容となっています。
こんにちは。元企業パタンナーのハナと申します。
三月といえば、子供の来年度の準備に取り掛かる季節。「もうやっているよ!」という方には拍手です!!
しかし、毎日子育てに家事に仕事に…と忙しくて手が回っていなかった方も多いのではないでしょうか?筆者は面倒なことはギリギリまで後回しにするタイプなのでいつも焦って準備するタイプです…(⌒-⌒; )
そして四月はあっという間にやってきますよね。そろそろやるか!と思ってこのページに辿り着いてくれたのではないでしょうか?
こちらでは元パタンナーのハナが【入園セット】の作り方を写真や図解付きで丁寧に解説していきますので参考にしてみてくださいね!
お子さんの入園を控えているそこのママさん・パパさん・ばぁば・じぃじ!一緒に手作りバッグを作っていきましょう!!
入園セットはいくつかありますが、今回は一番大きい【てさげバッグ】を作っていきたいと思います。
筆者の子供の園ではこのてさげバッグのみ「キルティング」という中綿が挟んである生地の指定でした。
用意するもの
まず材料はこちら。
●生地(1.0m)
●取手用の紐(1m)
※失敗するかも…と思った方は余分に用意しましょう。
※生地に柄がある場合は上下どちらから見ても使えるデザインのものを選びましょう。
必要な道具はこちら。
●鉛筆やチャコペン
●定規
●裁ちばさみ
●糸切りばさみ
●マチ針やクリップ
●糸
●ミシン
●ひも通し
●ロックミシン ←無くてもOK
●アイロン ←なくてもOK
それでは早速作っていきましょう!
型紙紹介・裁断
今回作るのはこんな形の【てさげバッグ】です。筆者の子供の園は寸法指定があったので、忠実に作っていきます。
まぁ、少しくらいの誤差は気にしなくてもいいとは思います。
要は荷物が入ればOKなんですから!
ただの長方形なので型紙を作る必要はないと思いますが、複数作る場合はあっても良いかもしれませんね。
裁ち端の処理
図の黄色い線のところにロックミシンをかけてください。
裁断しっぱなしだと生地がほつれてきてしまうので、ロックミシンやミシンのジグザグ機能を使って端をかがっていきます。
ロックミシンやジグザグ機能がない場合は【袋縫い】や【パイピング始末】で対応可能です。
詳細は別ページを作る予定です。
縫製手順
それでは縫っていきましょう!
ポケット口を三つ折りしてステッチ
ポケット口を三つ折りして1.0cm幅でステッチをかけてください。
ポケットの周囲を折る
左・右・下を縫い代分の1.0cmアイロンで折ってください。
アイロンがなければステッチをかけてしまって大丈夫です。
本体にポケットを付ける
ポケット位置に印をつけてポケットを縫い付けます。
ポケット口は力が入りやすく、ほつれやすいので3回以上は返し縫いをしてしっかり固定しましょう!
本体を縫う
本体を二つに折って、縫い代1.0cmで左右を縫います。
取手を挟んで口を縫う
取手用の紐を挟むのを忘れないように気をつけましょう!
取手紐の固定
ステッチはデザインの一部なのでお好きなように縫ってみてくださいね!
マチを縫う
マチもほつれやすい箇所の一つなので、しっかり返し縫いで固定しましょう。
完成
表にひっくり返したら完成です。
さいごに
今回筆者はアイロンを使わないで作業したのでポケットのステッチが二重になっているのですが、糸の色を生地と合わせれば全く目立たないので、アイロンは使わなくてもキレイに仕上がると思います。
ぜひ、試していただけたら嬉しいです。
お疲れ様でした!
いかがでしたか?難しかったですか?
簡単だと思った方は次の巾着袋もきっと簡単にできてしまいますよ!
次はお着替えやパジャマを入れる【巾着袋】を作っていきます。
ご興味のある方はこちらをどうぞ!
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最後までご覧下さりありがとうございました。
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