【こどもに着物を着せて初詣!】着物の選び方と着せ方、注意点、迷子対策も徹底解説!

服装

冬休みの大きなイベントの一つ、初詣は子供にとって特別な行事です。そのため、子供が楽しく過ごせるように、服装にも気を遣いましょう。

ここでは、お子様に着物を着せて初詣に行く時の着物の選び方や注意点などを詳しく説明します。

お正月は着物で初詣

着物は、初詣にぴったりのフォーマルな服装です。子供が着物を着ることで、いつもとは違う特別な気持ちで初詣に参加することができます。準備は大変ですが、良い思い出になることでしょう。

  • 着物は、子供のサイズに合ったものを選びましょう。
  • お正月というおめでたい日なので、明るい色や縁起の良い柄の着物が良いでしょう。(縁起の良い柄→松、竹、梅、扇、鶴、亀、橘、宝船、宝づくし、鯉など)

七五三の時に買った着物があれば是非、初詣にも着せてあげてくださいね!

着物に慣れていない方は必要な小物も全て揃ったセット売りのものが楽チンですね。

ご家庭で着付けていただけるよう、着付けの説明書も付いていて便利!

着付けはプロに任せたいところですが、お正月は空いている美容室も少なく難しいですよね。

以下は着せ方を簡単にまとめたものですが、詳しくは着物についている説明書や着付け動画などを見てやっていただくことをお勧めします。※年齢はあくまで目安とします

【3歳女の子】着物の着せ方

  1. 肌着と足袋を着せる
  2. 長襦袢を着せる
  3. 着物を着せる
  4. 被布を着せる

【5歳男の子】着物の着せ方

  1. 肌着(または肌襦袢)と足袋を着せる
  2. 襦袢を着せ、胸紐を結ぶ
  3. 着物を着せる
  4. 角帯を結ぶ
  5. 袴を履かせる
  6. 羽織を着せる

【7歳女の子】着物の着せ方

  1. 肌襦袢と裾よけ、足袋を着せる
  2. 帯の位置にタオルを巻き、長襦袢を着せる
  3. 着物を着せる
  4. 胸紐をつけ、伊達締めを締める
  5. 帯をつける
  6. 帯揚げ、帯締め、志古貴をつける
  7. 筥迫を胸元に差し込み、扇子を帯締めに挟む

  • ご家庭で着付けされる場合は引きずらないように丈に注意しましょう。
  • 紐は子供が苦しくならないようにあまりきつくせず、しかし外を歩くので簡単には解けないように結びましょう。

  • 1月は寒いので風邪をひかせないように寒さ対策をしましょう。肌に触れる下着は綿のもので、その上に起毛素材のインナーなどを着せると良いでしょう。
  • スパッツやタイツなどを履いて脚を冷やさないようにしましょう。レッグウォーマーなども効果的です。
  • 草履を履く場合は足袋を。(ほぼ防寒できないので屋外にいるのは短時間で済ませましょう)
  • 草履を履かない場合は靴下を重ね履きするなどして暖かくしましょう。
  • 着物に合った羽織やコート、ポンチョを着用しましょう。
  • マフラーや手袋、耳あてなどの防寒グッズも必要に応じて使いましょう。

男の子にはネックウォーマー、女の子にはふわふわのファーアイテムもオススメです。

  • 草履についてはほぼ防寒ができないので、対策としては「短時間で済ませる」くらいになってしまいます。
  • 人ごみを歩くことを考慮すると、歩きやすいブーツやスニーカーでも良いと思います。

どうしても形にこだわるなら「撮影時のみ草履を履かせる」ことをオススメします。

荷物は増えますが、階段をのぼったり降りたりするので歩きやすい靴の方が安心ですね。

迷子にならないための対策

初詣は、混雑することが多いため、子供が迷子になってしまう可能性があります。

迷子にならないための対策としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 子供の持ち物に保護者の電話番号を記したものを貼り付けておき、子供に「迷子になったらこれを見せて」と教えておくと良いでしょう。(幼児の場合は迷子札を作って子供の衣服に付けておくのも良いでしょう。)
  • 子供に、親とはぐれた時に集まる場所など、どうしたらよいかを伝えておきましょう。
  • 親は、子供の顔写真と服装がわかるような全身写真を撮っておきましょう。

最近利用者も増えてきているエアタグなどの追跡装置を子供に持たせておくのもアリかと思います。

さいごに

初詣に行く時の子供の服装は、寒さ対策はもちろん、動きやすさや安全性にも配慮することが大切です。また、迷子にならないための対策もしておきましょう。

おめでたいお正月、いつもとは違った雰囲気を演出できる着物でお出かけしてみてはいかがでしょう?

きっと、お子様にとっても特別な思い出となることでしょう。

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